山陽日日新聞社ロゴ 2012年7月20日(金)
秋篠宮ご夫妻、浄土寺見学を
 炎天下 笑顔で市民と会話  
住職の説明を受けられる秋篠宮ご夫妻
市民に話し掛けられる紀子様
 海フェスタおのみちの記念式典に臨席された秋
篠宮殿下(46)と紀子妃殿下(45)は18日午後、
祝賀会場の尾道国際ホテルを後にされ、皇室と縁
の深い東久保町、真言宗浄土寺(小林暢善住職)
に向かわれた。
 1時半、気温35度Cを超える炎天下、山門で小
林住職はじめ小林海暢老師、平谷祐宏市長、湯崎
英彦県知事らの出迎えを受けられ、国重要文化財
阿弥陀堂の前まで進んで、国宝多宝塔の歴史など
の説明を受けられた。
 お二人は待ち兼ねていた市民ら100人に手を
振って応えられ、「紀子様」と声が掛かると、お
もむろに近寄って来られた。「礼宮様」との呼び
掛けにも笑顔で、「梅雨が上がりましたから、暑
いですね。どうぞお元気で」と話し掛けられてい
た。
 国宝本堂から阿弥陀堂、茶室露滴庵を望みな
がら解体改修中の重文庫裏・客殿の工事現場、さ
らに方丈などを40分ほど掛けて見学された。
 帰り際、本堂を下りて再び笑顔で市民の方に近
付いて来られ、会話を交わされた。  [幾野伝]



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