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2009年9月13日(日) なかた美術館コレクション展 かお・花、風景をモチーフに |
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潮見町、なかた美術館(中田冨美館長)でコレ クション展「様々なかお・花・風景−モチーフに よる展示I」が聞かれている。 ポール・アイズピリの「モニク」(一九七〇年) や「ロザリ」(九七年)、「トランプ占い」(六 四年)をはじめマリー・ローランサン「婦人像」 (三六年)、ピエール=オーギュスト・ルノアー ル「横たわる裸婦」(一六年)、伊東深水「白梅」、 婦人雑誌の表紙を飾った「秋晴」などはいずれも 人の顔に焦点を当てた作品。 他にも中根寛の「散歩の路(コペンハーゲン)」 や中村琢二の「尾道水道」の風景画十九点、レオ ナール・フジタの「花束」、ルノアールの「バラ の花瓶」など花を題材にした十点の合わせて42点 が掛けられている。 十四日からはアイズピリの「男の顔」や「マリ オネット」、モイズ・キスリングの「若きイタリ ア人の肖像」など八点が加わる。 「多彩な作品を、描かれているモチーフに着目 して展示することで、作家の個性や作品の魅力が より分かりやすくなります」と同館。今後もモチ ーフごとのコレクション展を企画していきたいと 言う。 会期は来年一月十一日までで、一般500円、 中高大生100円、市内の学生と小学生以下は無 料。毎週月曜日は休み。 [幾野伝] |