2009年6月27日(土)
真夏の風物詩
 「七夕飾り」
  土堂中は工事で休 本町商店街に涼しい彩り
飾られた商店街のアーケード
 本町三商店街の合同による恒例の「七夕飾り」
が26日、お目見えした。住吉花火まつりの翌日、
8月2日までの40日近くにわたって、尾道の真夏
の風物詩として本通りを涼しく彩り、毎週末開か
れている土曜夜店を盛り上げていく。
 東西に450mある尾道本町センター商店街
(中川潤代表理事)、尾道駅前本町一番街商店街
(豊田豊代表理事)、尾道土堂中商店街(佐藤苔
助代表理事)による七夕飾りは1980年にスタート、
今回で30年の節目となった。
 旧尾道と向島、御調の46の幼稚園、保育所の園
児と土堂、長江小学校など5校の児童、デイケア
施設の高齢者ら合わせて1900人が参加し、色とり
どりの飾りを手作りした。
 七夕委員会(石田勝一委員長)のメンバーが先
日、約7mの孟宗竹を高須町の竹やぶから譲って
もらい運び込んで準備。店主らが総出で飾り付け
ていき、向島みどりの園幼稚園は、25人の園児が
センター街を訪れて、願い事や将来の夢を書いた
短冊を青竹の枝に取り付けていった。期間中は毎
日のように、参加園から子供達が見学に訪れる予
定という。
 来月4日午後5時半から商業会議所記念館西広
場で、尾道エレクトーン教室の生徒による七夕コ
ンサート、同18日夜には今治のスィングキッスジ
ャズオーケストラによる公演がある。
 中商店街では現在、公共下水道の工事が行われ
ていることから、今年は飾り付けを休止しており、
飾りの本数は例年より全体で20本ほど少なくなっ
ている。合併以降に2回出品したことがある因島
と瀬戸田、御調の幼稚園、保育所からも参加要望
の声が多くあるが、下水道工事が今後も数年は続
けられることから、暫くは本数が少ない状況で行
われるという。          【幾野伝】



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