2009年5月23日(土)
 高尾稲荷神社の鎮座祭
  市民の浄財で73年振り新築
神主による神事
 一世紀半にわたり地域の守護神とて久保1丁目、
三好屋町内会(島本実夫会長)を見守り、花街新
開の女将さんらの商売繁盛の福徳神として信仰を
集め、大林映画の「ふたり」にも登場し、尾道百
選に選ぱれ観光スポットになっている「高尾稲荷
神社」の遷座神事が22日午前10時から営まれた。
 島本会長ら三好屋町内、お稲荷さんを宮大工の
腕前で昔のまま再現した豊田頼孝さん、久保一丁
目町内会の吉光繁文さんや新開の女将さんら20人
が参加。新しいお稲荷さんの祠ができ、魂を入れ
る遷座祭が執り行われ、長江艮神社、永井政昭宮
司が祝詞をあげ、いわった。
 島本会長は「みなさんの浄財によって念願だっ
た新築がありなりました。立派なお稲荷さんで、
あと100年は大丈夫です」と語っていた。
 風情のある三好屋小路にある「高尾稲荷神社」
は幕末の安政6年(1859)に創建され、昭和11年
に一度改築、73年振りに新築された。



ニュース・メニューへ戻る