2009年5月3日(日)
尾道...セピア色の記憶−ありし日の尾道を辿る
 尾中マラソンの一場面
  尾中、戦前の卒業アルバムから...其ノ参
マラソン風景
 今回の写真は、何れもマラソン大会の1コマを
切り取ったもので、写真上は、昭和16年(12回生)
のアルバムから【三都駅伝マラソン】。横断幕を
拡大して見ると、「福山−尾道−三原間往復中等
学校−青年団駅伝競走」とあり、大阪朝日新聞社
の主催となっている。後方の建物は、尾道鉄道の
「西尾道駅」駅舎で、現在の天満町、ポートプラ
ザホテル(旧サンルート)跡の位置である。
 写真下は、昭和17年(13回生)のアルバムから
「千光寺マラソン」。長江中グランド横から山頂
へ延びる自動車道、千光寺山ドライブウェイを走
る生徒の一団が続く。未だ建物が一つも見えず、
辺り一面畑が広がる風景。山頂へ延びるドライブ
ウェイの整備・開通は昭和9年(1934)の事であ
る。
 協力・・松本達良氏(尾道学研究会副会長・元
槇ヶ峰同窓会長)、県立尾道北高等学校事務局、
原本・・横ヶ峰同窓会蔵。



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