2009年3月10日(火)
尾道を「ぷらっと」歩く
 意見や要望入れてマップを
ロケ地を歩くガイドと参加者
 尾道市によるまち歩き事業「ぷらっと尾道」の
オープニングウォークが8日、市内の9コースで
開かれた。
 ゆっくり見て食べて楽しむウォーキングコース
を巡ることで、尾道の魅力を再発掘してもらいた
いと、市では尾道旧市街地を中心に、市内全域に
10のウォーキングコースを設定した。
 しまなみ交流館前で開かれた開会式では、事業
を提案したキラリわが町観光推進委員会の加藤慈
然会長が「歩くことで多くの市民が元気になり、
地域が元気になってほしい」とあいさつ。
 それぞれグループごとに分かれて9つのコース
でスタート。旧市街地では「井戸めぐり」「レト
ロ物語」「ロケ地めぐり」の3コースで行われ、
シルバー観光ガイド、観光パートナー尾道の会の
メンバーが案内人となり、5〜7kmのコースを2
時間半〜3時間かけて歩いた。
 ロケ地めぐりのコースでは市内外から参加した
10人が、シルバーガイドの高垣俊雄さんの先導で
大林宣彦監督の尾道映画の撮影地を中心に歩いた
(=写真)。
 市では今回の参加者からの意見や要望を出して
もらい、コースごとにマップ(A4判)を作成し、
今月末か来月初めに完成させる。今後は春と秋、
JR西日本の「ふれあいウォーク」とも連携を図
っていくことにしている。   [幾野伝]



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