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2008年11月28日(金) 尾道観光協会 ホームページの携帯版を26日から運営開始 ケータイ「おのなび・モバイル」 「現地で情報」。月間5万件のアクセス |
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社団法人尾道観光協会(川崎育造会長)では、 ホームページ「おのなぴ」で公開中の膨大な情報 を、尾道を訪れた観光客が自分のケータイから簡 単に入手できる「おのなび・モバイル」を26日 から始めた。「おのなび」の月間アクセス件数が 約10万件で、「おのなぴ・モバイル」ではその半 分の5万件のアクセスがあるものと期待、さらに 独自のサービスも検討しており、ライフスタイル に合わせた観光案内の在り方を今後も模索してい るようだ。 「おのなぴ携帯サイト」のトップページは「カ テゴリ」を選ぶで、カテゴリは1.観る▽2.遊ぶ▽ 3.泊まる▽4.食べる▽5.土産の5つ。 「観る」は、古寺めぐりコースに始まるお寺、 神社が中心だが、他に史跡や美術館、博物館、観 光案内所などもある。「遊ぶ」は運動公園、キャ ンプ場や、潮干狩りなども。「泊まる」、「食べ る」、「土産」は基本的には観光協会の会員とし ている。「基本的、メイン」を会員と説明してい るが、例えば因島の宿泊施設については会員だけ に限定すると利用者(観光客)にとって不利益 (不便)になりかねないとして、会員外を掲載し ている例もあると説明している。 イベント情報も含めて約300件。イベントに ついては港まつり、住吉花火大会などといったイ ベントと説明しており、会期があるようなもの (次々と更新する必要がある)については載せて いないとしている。 「観る」の中から「お寺・神社」を選んだ人が、 次のカテゴリで仮に耕三寺(博物館も)を選ぶと 3.の各施設紹介のページに行く。ここでは写真か ら施設の概要。住所、電話、料金、駐車場、開館 時間からアクセス、マップなどが表示してある。 観光協会では、「おのなぴ」と新設の「携帯サ イト」に専属の職員がおり、協会の責任で選択や 表示それに更新を担当していると話している。か って、「いつまでも古い情報を載せている」と本 紙などにも″抗議″が舞い込んだ時代があったが 「今はその心配は要りません」と胸を張っている。 ホームページには、1日2500〜3000件 のアクセスがあり、今回の携帯サイトの立ち上げ で、その半数の月間5万件ぐらいのアクセスが増 えるものと期待している。 それというのも、現在の観光客は「現地へ行っ て、現地で自分の好みにあった情報を入手しなが ら行動する」というライフスタイルになっている ため、ケータイから手軽にアクセスできる「おの なび・モバイル」が重宝されるはずといっている。 同サイトヘの「希望」がある人は「まず観光協 会の会員になってもらうこと」とPRも忘れてい ない。 アクセスの状況も見ながら、ケータイの「カメ ラ」機能を活用し、観光客が撮した写真などをH Pに投稿してもらい、それを掲載していく(尾道 はこんなにステキな所だったと来訪者に宣伝して もらう)など「観光客との接点」を増やしていく 新しいアイデアなども検討しているという。 また、5つのカテゴリに新たに「交通」も加え るべく検討しているようだ。 |