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2008年9月17日(水) 生彩会の「水彩画展」 服部全四郎陶展も併設 |
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新浜1丁目、画廊喫茶あすなろで尾道生彩会 「水彩画展」が開かれている。 8月に前期展、今回は後期展で16人が出品して いる。 スケッチに出かけ描いた風景や尾道大学女学生 をモデルに描いた人物画、静物画と多彩な作品が 展示されている。 斎木昭さんは「新緑の烏城」、大前弘光さんは 川が流れ、立ちこめる霞を巧く表現した「雨上が り」、村瀬恵美子さんは尾大生をモデルにした 「人物」、岸本加苗さんはプドウや桃など旬の果 物を描いた「静物」と円熟した作品が並べられて いる。 講師の上石田さんは天寧寺海雲塔から望んだ 「尾道水道の朝」を賛助出品している。 上石田さんは「みなさん、年を重ねるたびに上 達、表現技術にも磨きがかかっています」と講評 した。 水彩画展とともに出雲市、恵風窯、「服部全四 郎陶展〜赤絵の器・象嵌の器」が開催されている。 京都市生まれ、京都五代浅見五郎助氏に師事、 島根出西窯に入窯後、独立し出雲市に恵風窯を築 き、日本伝統工芸展に入選、松江市の田部美術館 茶の湯造形展に9回入選している。 焼き締めの上に赤絵で文様を描いた花瓶、壷、 コーヒー茶碗、皿。木炭を使って赤土をグレイに 素焼きした上品なタンブラー、装飾品に使える赤 絵額など展示されている。 服部さんは「土焼きを生かしたお洒落な器を作 ってみました。皆さんに楽しんでいただければ幸 いです」と話していた。 30日まで。土・日は休業。 |