2008年8月3日(日)
「駅前を豊かな空間に」
  交流館の市民ギャラリー
ピアノ演奏と合唱
 (続報)しまなみ交流館の1階市民ギャラリーが
リニューアルし、1日夕方、オープン式が開かれ
た。
 絵画や写真展などに使っているギャラリースペ
ースを、「市民のミニコンサートなどにも活用し
てほしい」と尾道市(市教委)が改修、グランドピ
アノを新しく購入し設備を整えたもの。
 平谷祐宏市長が「音楽をホールではなく、もっ
と気軽に楽しめる場所がほしいという多くの声が
ありリニューアルした。ガラス窓を開放すると、
向こうには緑の空間がある。市民には演奏やコー
ラスを気楽に提供してもらい、親しんでもらうこ
とが一番。計画的には時間が掛かるかも知れない
が、駅東側の公園をはじめ海辺など一つひとつ整
えていきながら、駅前地区に親しみが持て、音楽
が聴こえてくる豊かな空間にしていきたい」とあ
いさつした。
 リニューアル記念で、岡山県備前市出身のピア
ニスト、友光雅司さんがアルベルト・ヒナステラ
のアルゼンチン舞曲集から「年老いた羊飼いの踊
り」や「粋な娘の踊り」など軽やかな曲を演奏
(=写真上)。市立栗原小学校コーラス部(=写
真下)が「この星のゆくえ」と「夏がきた」、栗
原中学校音楽部が「手紙」、「虹の輪の花」を合
唱した。
 ギャラリーの使用料は1日5500円(ピアノなど
設備込み)。ホールで催し物をやってない日や時
間帯に限られる。          [幾野伝]

公式ページ



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