2008年5月13日(火)
「尾道物語」映像コンテ
尾道・尾道東ロータリークラブの主催
 一次審査力作揃い15点を選ぶ
 稲田審査委員長「映画の町に遅すぎた企画..」と
 「尾道物語」映像コンテストの第一次審査会が
11日(日)午前9時すぎから、駅前しまなみ交流
館大会議室で開かれ、応募56点の中から6月7日
(土)の本選に出場する候補作品15点をノミネー
トした。15点に絞り込むのが難しかったほど力作
揃いで、市制施行110周年記念事業として、ま
た「映画のまち尾道」に相応しい企画になったと
いえる。
 審査会の始まりにあたって、稲田全示審査委員
長(尾道大教授)が挨拶。「映画のまちといわれ
る尾道市にあって、これまで映像コンテスト(の
ようなもの)がなかったことの方がおかしいとい
える。今日は、やさしい眼と厳しい眼の両方をも
って厳正な審査をしたい」と述べた。
 主催の尾道・尾道東の両ロータリークラブのメ
ンバーに、尾道に映画館をつくる会の河本清順代
表ら9人が午後4時までのロングランで真剣な審
査を行い、一般市民ら20〜30入が常時、会場で審
査員とともに全応募作品を観賞していた。
 午後4時からの審査講評で、稲田委員長は「力
作揃い、混戦で選ぶのに苦労した。候補作の15点
以外にもよいものが沢山あった」と述べ、全体と
して一定のレベルに達していた、初めての企画と
しては成功であったとの印象を述べた。
 6月5日(木)〜7日(土)までの3日間、尾道市
で全国フィルム・コミッション連絡協議会(吉田
宏会長)の総会が、同組織の主催で行われる(市
制110周年記念事業として尾道市が″招致″)。
 この最終日7日午後1時から、「尾道物語」映像
コンテストの最終審査会がしまなみホールで開か
れ、ノミネートされた15作品をもう一度、上映
し、尾道ゆかりの劇作家高橋玄洋氏を審査委員長
に大賞1点(30万円)、準グランプリ・シニア賞
各1点(10万円)など11点の入賞作品を選ぶこと
にしている。
 ノミネートされた15作品の内訳と題名は次の
通り。
 【地域別】三重県、三原市、広島市、倉敷市、
松山市各1人。東京都2人。福山市と尾道市が各
4人。
 【年齢別】10代1人、20代3人、30代5人、40
代2人、60代3人、70代1人。最年少が19歳7か
月、最高齢が73歳1か月。
 [題名]尾道につつまれて▽尾道カレンダー▽
黒兵衛の便りに寄せて▽うみねこ▽Onomic
hi Soul▽雁木の夢▽僕のひいぱあさん▽
桜色の想い出▽尾道ベッチャー祭り〜祭りの絆▽
尾道の坂や▽尾道物語り▽めぱるの眼▽その時代
に光をあてた写真家・原田富夫▽御袖天満宮 天
神祭。

市民審査員50人を募集
 6月7日の本選で、審査員と両ロータリークラ
ブ代表50人とともに審査にあたる「市民審査員」
50人を次のように募集している。
 5月23日(金)までに必着で、往復はがきの
往信欄に「住所、名前、年齢、性別、連絡先」を
明記し、返信欄に「申込者の宛名」を記入の上、
尾道市久保一丁目15の1、観光課内おのみちフィ
ルム・コミッション宛てに応募する。
 7日午後1時〜3時まで、しまなみホールで審
査にあたる。記念品として図書カード1000円
分をプレゼントする。



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