2008年4月11日(金)
 「中国は日本文化の恩人」
  平山郁夫美術館が企画展を
 尾道市瀬戸田町の平山郁夫美術館で19日から、
企画展「中国と西城を描く」が開かれる。6月18
日まで。
 市制110周年の記念展で、佐川美術館蔵の「無
錫翠煙」(1976年)や「蘇州」(1996年)、成川
美術館蔵の「敦煌鳴沙」(1985年)などを展示す
る。美術館では次のように来館を呼び掛けている。
 平山郁夫は1975年以来、70回を越える訪中で数
多くの中国各地に取材した作品を発表しています。
また、1992年からは日本中国友好協会の会長もつ
とめ、北京オリンピック開催年である今年には、
それを記念して北京で2度目の個展を開催するな
ど、「日本文化の恩人」中国には格段の思い入れ
を持っています。
 当館では、平成12年にも「中国を描く」と題す
る展覧会を開催していますが、改めてその取材の
足跡をたどり、文化と歴史に対する画家の視点か
ら中国を見つめてもらうことを期待しています。

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