2008年4月8日(火) 市職員が交通誘導 　千光寺公園週末３日で５万人 　　「満開」「週末」「天候」うまく重なる
	ソメイヨシノが満開となった５日と６日の土・ 日曜、尾道には多くの観光客と花見客が詰めかけ 賑わった。市役所の職員有志らがボランティアで 交通案内で立ち、１００円バスの循環運行で千光 寺山登山道の混雑はほとんどなかった。［幾野伝］ 　６日は当初、曇りから雨の予報もあったが晴天 を保ち、桜の満開と週末と天候がぴたり一致した。 尾道観光協会によると、千光寺公園には４日金曜 に８５００人▽５日１万5500人▽６日２万2500人 が訪れた。 　いずれの日も15分間隔の定時以外に、臨時便で ピストン運行したロープウェイは４日2661人▽５ 日4391人▽６日4702人が乗車。公園駐車場は４日 バス23台、普通車７５５台▽５日バス41台、普通 車９８１台▽６日バス41台、普通車1296台が利用 した。 　市役所の職員でつくるまちづくり研究グループ （会長＝溝川貢・子育て支援課長）が中心になっ て、自家用車が集中する千光寺山登山道などで交 通案内を行った。 　花見シーズンのほかに住吉花火大会でも毎年活 動しており、５日は午前19人、午後15人の延べ34 人（実人20人）、６日は午前16人、午後14人の30 人（実人16人）が出た。初日は加納彰副市長はじ め柚木延敏（企画）、渡遵秀宣（産業）、花谷慶 孝（福祉保健）の３部長、藤本友行市議会議員が ２日間とも参加した。 　両日とも午前９時に集合。登山口入口の長江通 り、臨時駐車場になった長江中と栗原小グラウン ド、公園かおり橋駐車場、同グランウドの５ケ所 に手分けして立ち、互いに連絡を取りながら押し 寄せる自家用車を誘導、登山道の渋滞を未然に防 いだ。６日は午前10時過ぎにはかおり橋駐車場、 公園グラウンドが満杯になり長江中グラウンドを 開放、11時過ぎにはここも埋まり、栗原小グラウ ンドヘ導いた。 　初日には長中グラウンドで、ヘッドライトの消 し忘れでバッテリーが上がった車が１台あったこ とから、２日目は充電用ケーブルをあらかじめ用 意。予想どおり１台にトラブルがあり、緊急時の 備えでとても喜ぱれたという。後片付けなどもあ り、遅い職員は夕刻６時に解散した。 　溝川会長は「一部で混雑もあったが、概ねスム ーズに誘導出来た」と話している。 　ロープウェイは今週も10日木曜日までは午後６ 時、金・土・日曜の11・12・13日は午後７時まで 延長運転する。 （＝写真は６日、遅くまで賑わった夜桜見物のよ うす）。

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