2008年2月13日(水) 東京で"3連発" 尾道から産地直送の「尾道物産フェア」を 久保中2年生修学旅行で企画、参戦 首都圏在 地元出身者にどう発信するか |
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東京発で『尾道を発信しよう』−と、今月末か ら来月初めにかけて、東京都内において3件の ″尾道物産フェア″が開催されると尾道市産業部 商工課がPRしている。うち1件は市立久保中学 校(古川昭生校長)の2年生が修学旅行をかねて 「総合的学習」の一環として「芸術・文化のまち ″おのみち″フェア」を実施するという画期的な 企画になっている。 3件の「尾道物産フェア」は順に(1)が「因島 観光物産展」▽(2)「芸術・文化のまち″おのみち″ フェア」▽(3)「古今東西まるごと尾道」。 「因島観光物産展」は22日(金)〜24日(日) まで(午前11時〜午後7時)。場所は広島県東 京アンテナショップ・広島ゆめてらす。JR新宿 駅南口「新宿サザンテラス内」。 主催が(社)因島観光協会。協賛がJA尾道市 因島総括部、因島商工会議所など。 「いんのしま味120%満喫」のキャッチフレ ーズで、水軍と花とフルーツの島「因島観光物産 展」の産地直送便。 松愛堂、濱岡酒造、JA、はっさく屋、セカン ドグリッド、菓子処中島、万田発酵、元気印いん のしま、ふじよし、一色商店、備南酒造らが出展 している。 これが恒例の催しに対し、飛び入りの企画が久 保中2年生の「芸術・文化のまち″おのみち″フ ェア」。 28日(木)午前9時半〜18時半まで。場所は 千代田区有楽町二丁目十番一号、東京交通会館の イベントプラザ・スペースA(銀座側)。 2年生3クラスの89人が修学旅行にあたって、 「総合的な学習の時間」の一環として、東京・銀 座で「郷土おのみち」の物産販売と観光情報提供 の実習を行うことになったというもの。 各クラスを2グループに分け、A〜Fの6グル ープごとに企画・準備・販売実習・宣伝を行うも ので、Aグループが主に出展準備、Fグループが 撤収という役割も分担している。 物産品の販売と観光PRビデオの上映などを、 1時間半ずつ4グループが担当する(掲載のチラ シ)。 この場合、宣伝効果云々よりも市内の中学生が 東京で「郷土尾道を発信する」という志、熱意、 意気込みこそが評価の対象となる。 「古今東西まるごと尾道」は、29日(金)〜3 月2日(日)の3日間(午前11時〜午後7時)。 会場は因島と同じく東京新宿の広島ゆめてらす。 主催は今、ヤル気があるグループの代名詞格と なっている広島県中小企業家同友会尾道支部で、 共催が(社)尾道法人会青年部。尾道市が後援。 通常のニンニクの4〜5倍という無農薬ジャン ポニンニクの尾道ジャンポ元気丸をはじめ農家直 売尾道産とれたて柑橘と野菜各種。「せいろずし」 の宮徳の店頭試食販売、工房おのみち帆布、がん こ尾道ラーメン頑固屋、尾道浪漫珈琲、げんこつ 和尚のこんにゃく、水耕栽培の森崎農園、漁師の 手づくり一夜干しとでべら、アトリエドラゴン、 はっさく大福、ベッチャー祭り、藤本乾物、自然 派加工食品、尾道空き家再生プロジェクト、尾道 の音楽、瀬戸田手づくりデザートドルチェなどが 出展する。 音楽(CD)から空き家、ポストカード、携帯 ストラップから第一次産品、加工品まで「尾道の 元気」を東京へ直送しようという″殴り込み″で もある。 尾道市東京事務所と尾道サポーターの会をはじ め、首都圏在住者でつくる各同窓会、郷土出身者 や在京の尾道ファンなどへ、これをどう発信し折 角のフェアをどう盛り上げていくか?に『全て (成否)が賭かっている』といえるであろう。 |