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2006年11月12日(日) 山寺と伝説に誘われて・・・ 尾道学、初のフィールドワークへ |
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地域(=尾道)を「知る・学ぶ・考える」をテー マに、地域再発見・地域学習に取り組んでいる尾道 学研究会(天野安治会長)では、「摩阿不思議な山 寺と伝説に誘われて... 」と題して、原田町梶山田 の摩訶衍(まかえん)寺へのフィールドワーク(野 外学習)例会を、11月23日(木・祝)に実施する。 同寺は奈良時代の行基開創を伝える古寺で、本尊 の十一面観音は33年に1度開帳される秘仏となって いる。また、地元の武将・杉原氏(木梨の鷲尾山城 主)ゆかりの寺でもあり、寺の位置する山は杉原氏 の城塞的な機能を持っていたとも伝える。 加えて周辺には、「屏風岩(通称・鬼の三面鏡)」 や弁慶伝説、七不思議など、ミステリアスな巨岩奇 岩・伝説が点在している。 当日は天然記念物のノウゼンカズラで有名な山麓 の光林寺(木梨)にて、箱田住職が同寺の由来を、 地元の佐藤義人さんが杉原氏について解説する。こ のミニ事前学習を踏まえた後、約1時間程の行程で 山頂の摩訶衍寺までを佐藤さんのガイドで登山する (道はきれいに舗装整備されており、険しい山道で はない)。 登頂後、大林監督も絶讃の絶景(天候が良ければ 遠く四国山脈まで見渡せる素晴らしいロケーション) を愛でつつ昼食休憩。後、本堂にて村上住職から寺 の歴史と周辺の伝説・巨岩などについてお話を聴か せて頂き、屏風岩など境内周辺のスポットを散策し て下山となる。 参加費は保険代として325円、会員外はプラス 資料代300円(会員は保険代のみ)。弁当・飲み 物は各自で用意。 美ノ郷三成のセプンイレプン駐車場(184号線 沿い美ノ郷郵便局近く)へ集合(午前8時20分から 受付開始で9時出発)し、そこから車に分乗して光 林寺まで移動し、以後徒歩。 参加希望者は18日迄に事務局へ電話かメールで申 込みを。 |