2006年10月7日(土) 油彩や版画 8日「おしゃべりギャラリートーク」 バルビゾンから印象派 ミレー、ルノアール、ゴッホの名作 |
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尾道市立美術館で「ミレー コロー、ルノアー ル ゴッホ〜バルビゾンから印象派展」が来月19 日まで聞かれている。8日と来月12日の日曜日は 「わいわい がやがや おしゃべりギャラリート ーク」が催される。 バルビゾンはフランスのフォンテーヌプローと いう森のそぱにある小さな村で180年前、この 村に住んだり泊まったりして森の眺めや村の暮ら しを描いた画家達を「バルビゾン派」と呼んだ。 それまでの画家はアトリエでモデルや神の物語を 描いていたがバルビゾン派はアトリエから出て自 然の雄大さや力強さ描いた。 ミレー、コローからルノアール、ゴッホまでバ ルビゾン派とバルビゾン派から生まれた印象派ま で北フランスのドゥエ美術館、ポーランドのヨハ ネ・パウロ2世美術館、アメリカのミネソタ大学 ツイード美術館、それに北海道帯広美術館コレク ションから油絵48点、パステル・水彩5点、版画 32点の計85点を展示している。 農民の姿を描いて有名になったミレーは愛情あ ふれる「食事の支度をする若い母親」、コローの 夕暮れ、銀灰色に木の葉がそよいでいる「ヴィル =ダヴレーの池の水門」。 女性を描いて人気が出たルノアールの「女の人」、 ゴッホの恋人との同棲生活が破綻しオランダ東北 部にひきこもり制作した「ホーヘフェーン農場」 =写真上=シスレーのやわらかな光がふりそそぐ パリ郊外の「川辺の風景」、プーダンの「オラン ダの風車」など名作が並べられている。 巨匠達の作品を目の前に自由に楽しく鑑賞して もらおうと「おしゃべりギャラリートーク」が8 日午後2時から開かれ、各展示室で美術館職員が ガイド役として応対する。来月12日にも開催され る。 入場料は大人1000円、高大学生800円、 小中学生は無料。 |