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2006年8月30日(水) 商業会議所記念館 3月初開館し半年で3万人達成 堺市の親子に節目の記念品贈る |
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土堂1丁目、尾道商業会議所記念館の入館者数 が29目午前、累計3万人に達した。 記念館は、商都尾道の歴史を伝えることを目的 に、尾道市が修復復元した元商業会議所の建物 (市重要文化財)を活用して今年3月4日にオー プン、約半年で3万人の節目となったもの。 ちなみに月別の入館者数は3月6376人▽4 月6829人▽5月4722人▽6月2374人 ▽7月4907人▽8月4093人で、春〜夏の 行楽シーズンとあって、安定していた。担当する 市産業部商工課では「来年春までの1年でトータ ル5万人はいきそう」と予想。記念館になる前の 「萬案内処」の時代で年間2万5〜6000人の 入館だったことから、ほぽ倍増になりそう。 ちょうど3万人目になったのは、大阪府堺市の 津田さん親子で、花本健治・市産業部長から認定 証とオードパルファムなどの記念品が手渡された (=写真)。 津田さん親子は2泊3日で初めて鞆の浦と尾道 を旅行。「映画やテレビでよく見ている尾道に一 度来たかった」と語る夫人は、特に映画『時をか ける少女』のファンで、「映画館はじめビデオで も3回以上観ています」と話し、「毎年家族旅行 していますが、尾道は観光地のようで観光地化さ れていないのが魅力。石畳や坂道、寺に趣があり ます」と感想を語っていた。 現在記念館では、「自治都市尾道」のテーマで 企画展示が行われている。写真パネルを中心に木 ノ庄町で出土した中国との交易を示す古銭(市教 委蔵)などを展示。11月29日まで。入場は無料。 [幾野伝] |