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2006年6月17日(土) 小さな『尾道遺産』として 尾道絵葉書発掘の取り組み 「尾道学研究会」絵葉書発掘チーム |
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尾道学研究会では、目下昔の「尾道絵葉書」の 発掘に取り組んでいますが、発掘の契機となった 企画展終了後も、市民(一部市外)の皆様からの 持ち寄り・情報提供が相次いでおり、予想以上に 大きな進展を見せています。重ね重ね皆様のご協 力に感謝するばかりです。 寄せられました尾道絵葉書は、所有者の了解を 得てコンピュータ上に取り込み、カテゴリー別に 分類・整理すると共に、今後はそれに並行して、 昔の尾道風景を記憶されておられる方々にご参加 頂き、具体的な特定作業(年代や場所など)にも 着手する予定です。 資料化には年代などの情報が必須となります。 また、ここに写っている建物は何であるかといっ た情報収集は、当時の町並み再現にも繋がる作業 であり、尾道学事始の段階から提起されていた、 「昔の旧市街再現マップ」作成と連動されてきま す。 最終的な目標としては、尾道絵葉書を第一弾の コンテンツとする「尾道学データベース」の作成 及び一般公開(町並み再現も無論これに含めたい)、 誰でも手にとりやすい形での「尾道絵葉書発掘目 録」の作成も想定しています。 失われたありし日の尾道風景を記憶する尾道絵 葉書は、古写真などと共にまさに小さな『尾道遺 産』といえるでしょう。 今後も継続して発掘に取り組んで参りますので、 皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い致します。 寄せられました一部は、天野会長監修執筆によ る本紙連載にて、順次ご報告させてもらっており ます。 |