2006年6月7日(水)
 一面黄色のジュータン
  生命力を誇示する金鶏菊
花咲く法面
 向島町江奥、向島洋らんセンター入り口から延
々と続く法面に金鶏菊(きんけいぎく)が今を盛
りに咲き誇り、まるで黄色の絨毯を敷いたように
色鮮やかに目に飛び込んでくる。
 幅10メートル、延長200メートルも続く法面
にはカリフォオルニアポピー、撫子、かすみ草、
のこぎり草など10種類を越える種を辺り一面にま
き植物の生存競争に勝ったのが唯一、金鶏菊であ
との草花を駆逐、跡形もない。
 金鶏菊は白、黄色の2色で色も自然淘汰され黄
色が白を圧倒、法面はほとんどが黄色で占められ
ている。
 初夏の日射しを浴び、まぶしいくらい黄色のジ
ュータンが映え、羽音をたてながら蜜蜂が金鶏菊
の蜜を吸い取っている。
 たんぽぽと同じで綿帽子が風にのり飛び交い、
洋らんセンター周辺の段々畑、畦道にも金鶏菊が
咲き乱れ、人の目を楽しませている。
 金鶏菊は生命力の強い花で土中、10センチ程根
を張り毎年、花を咲かせている。



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