2006年5月17日(水)
 青空の下で尾道風景を
  子ども絵画フェスティバル
山の頂上から写生
 第7回子ども絵画フェスティバル「ふるさとを
描こう」が14日開かれ、市内の幼稚園児や児童ら
が千光寺公園周辺の尾道風景を写生した。
 尾道市と尾道市教委、尾道地区労働者福祉協議
会による実行委員会の主催で、ろうきん尾道支店
などが協賛。青空のもと、子ども293人と付き
添いの保護者らが参加。
 開会式のあと親子は、思いおもいの場所を選ん
でクレヨンや水彩絵の具を使って、画用紙に尾道
の町並みや島々の風景、若葉やサツキの花が美し
い自然などを題材に絵筆を走らせていた(=写真)。
家族で会話を楽しむ姿があちこちで見られた。
 協力した尾道美術協会の石田克彦会長ら7人が
出品作の審査にあたり、特別賞と金賞、銀賞の入
賞作を決めた(後日参加者に通知)。
 20日からフジグラン尾道3階に入賞作品を展示、
27日には同会場で表彰式を行う。  [幾野伝]

転載責任者メモ:文学の町、映画の町などの顔を持つ尾道ですが、
        一般市民に一番根付いているのが「絵のまち」でしょう。

        それは市立美術館、白樺美術館、なかた美術館と大きな
        美術館が3軒あるほか、駅前福屋デパートの市民ギャラリー、
        絵のまち館など無料で入れる展示スペース、沢山ある画廊喫茶、
        銀行、郵便局など狭い範囲の中に発表の場が異様なほど多いことにも
        表れています。
        同じように地元カメラマンの写真展も多い。景色の良さ、住民の
        協力など環境が揃っているから自然に作家人口が増えるのでしょう。


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