2006年3月16日(木)
千光寺公園
 平年並み今月下旬の開花予想
  19日から一足早く夜桜ぼんぼり点灯を
枝に提灯を取り付ける
 千光寺公園の夜桜を演出する「ぼんぼり提灯」
の取り付け作業が15日、始まった。17日までに作
業を終えて、今週末の19日から来月16日までの毎
日、夕方6時から翌朝まで点灯し、春山を盛り上
げる。
 117の市内企業や団体からの協賛広告による
大小の提灯401個と、尾道観光協会が市民から
募集し、桜をテーマにした俳句作品を記した22個
の合わせて423個が吊り下げられる。
 朝晩はまだ気温の低い日が続いているものの、
ソメイヨシノのつぽみはピンク色に膨らみを増し
てきており、公園内に総延長約1kmの配線が張ら
れ、枝から枝へ2・5m間隔で観光協会と市シル
バー人材センターの職員4人によって六角形(高
さ40cm)の提灯が取り付けられている(=写真)。
 観光協会によると、千光寺公園のソメイヨシノ
の開花は、平年並みの今月末を予想。満開はその
1週間ほど後になり、花見客のピークは4月8、
9日の土・日曜、期間中は昨年より2万人多い15
万人の人出を見込んでいる。
 中国電力尾道営業所と同尾道電力所は、25日の
「電気記念日」に合わせて24日午前、千光寺公園
内の照明器具の点検と清掃を行う。行楽シーズン
前に毎年実施、社員22人が夜桜を浮き上がらせる
常設の照明設備44基を点検、清掃する。
                 [幾野伝]



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