2006年2月16日(木)
御袖天満宮
 例年より1ヶ月も遅く
  腰掛け岩の「梅」ようやく開花を
開花した梅
◎..今年は厳冬のためか、市内の梅の開花が例年よ
り1カ月近く遅くなっている。学問の神様、菅原道
真公を祀る長江1丁目、御袖天満宮の境内や「菅公
腰掛け岩」のそぱで、ようやく梅の花が咲き始めた
(=写真)。
◎..北隣になる福善寺の石垣を背にした腰掛け岩の
一角では、冷たい風が遮られるためか天満宮の境内
よりも毎年早目に白梅・紅梅が開花、例年ならば
「大寒」前の1月半ぱには咲き始めるが、今年は2
月中旬になってやっと蕾がほころび始めた。宮社横
の枝にもようやく1輪が花開いた状況。15日は朝か
ら冷たい雨が降り、開いた花も膨らんだ蕾も寒さに
耐えているかのようだった。
◎..天満宮とゆかりの深い、東隣の真言宗大山寺の
本堂前にある白梅と紅梅(1984年尾道商工会議
所婦人会による)も今年はまだ蕾のまま。「毎年、
節分の頃には満開なんですが、今年はとても遅いで
す。もう満開だろうと三脚とカメラを持った方がよ
く上がって来られますが、全く咲いてないので驚か
れます。庭や墓所のスイセンの花も遅れました」と
同寺。
◎..16日も雨、その後に寒波の予想があるものの短
い周期で天候が変わり、三寒四温で確実に春に向か
っている。
                  [幾野伝]



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