2006年2月2日(木)
コラージュなどもOKに
 絵画全般に門戸広げる
  要項発表 第12回「絵のまち尾道四季展」 
 全国公募の第12回「絵のまち尾道四季展」の募
集要項が発表された。これまでは油彩画と日本画
だけに限られていたが、今回から絵画作品全般が
募集対象となり、一層分野が広がることになる。
PRを兼ね、過去の入賞作品を紹介する特別展
「絵のまち尾道四季展・in東京」も3月に開かれ
る。               [幾野伝]

 1983年にスタート、隔年のビエンナーレ方
式で開かれている尾道四季展は、第1〜8回は油
彩画のみを募集、1999年の第9回から要望の強か
った日本画にも門戸を開き、今回さらに絵画全般
に対象を広げることにしたもの。
 規格は絵画作品の15号〜20号までの平面で、額
(ガラス入りは不可)を付ける。具象、抽象は問
わず未発表のもので、これまでの分野に加えて、
イラストレーションやコラージュ作品といった新
しい分野からの出品にも期待が寄せられる。
 テーマは尾道と尾道周辺の風景や風俗、祭り、
行事などで、その特徴を取り入れた作品。高校生
をのぞく18歳以上で1人3点まで。1点につき40
00円の出品料がいる。審査員は清原啓一・日本芸
術院会員、美術評論家の島田康寛さん、平松礼二・
了徳寺大学学長、安井収蔵・酒田市美術館館長の
4氏に、今回奥山民枝・尾道大学美術学科教授
(油彩)が新しく加わる。
 賞は尾道賞グランプリ(賞金200万円)1点
をはじめ、金賞(100万円)1点、銀賞(80万
円)2点、銅賞(50万円)3点、小林和作奨励賞
(10万円)1点など。
 受付けは11月24日〜26日が直接搬入、宅配搬入
は24日到着のみ。展覧会は2007年2月24日〜
3月11日、市立美術館と市内商店街などで繰り広
げられる。問い合わせは0848-25-7366へ。

過去の作品はこちらのメニュー「各賞作品」で見られます。



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