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2006年1月13日(木) 山あいの出湯 年間12万5千人、4億円の売り上げ目指す 尾道の奥座敷 3月11日オープン 御調天然温泉「尾道ふれあいの里」 |
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尾道の奥座敷として御調町に天然温泉「尾道ふ れあいの里」が3月11日オープン。山あいの心な ごむ出湯として期待されている。 県から無償譲渡された青年の家、管理棟、老人 福祉センターのふれあいの里3棟を改修、新たに 温浴棟を建設し温泉、宿泊、宴会と尾道の奥座敷 として再出発する。総事業費は約12億円。市が建 設し管理運営は指定管理者の認定を受けた有限会 社みつぎ交流館が担う。 核となる温泉は900平方mとゆったりとした スペースに掛け流しの浴槽、血行をよくする炭酸 風呂、リハビリ用のジェット噴流の歩行浴など近 隣の温泉にないイベント風呂を設置している。ラ ドンを含んだお湯の量は毎分300リットルと水 量的には問題はない。 入浴料は大人800円、中学生未満500円で 1日300人、年間約10万人の利用を見込んでい る。 宿泊はシングルからグループまで和室23室、洋 室48室の計71室で200人近く泊まれる。大人 3500円、青少年1750円、高齢者2450 円と低料金が売りで高校生、大学生の合宿など営 業に力を入れている。たちまちはオープン後3月 25日から4日間、御調町で全国女子ソフトポール 大会が催され、選手、家族含め3000人が訪れ 全室が満杯、幸先良いスタートを切る。 レストランは子どもからお年寄りまでの嗜好を 満足させるメニューを用意し、尾道ふれあいの里 ではという料理を考案している。 駐車場は普通車450台、観光バスは100台 以上収容が可能。 来月から本格的な営業活動に入り、オープン1 週間前に市内全域、福山、三原の一部と10万枚の チラシを配る。 従業員はパートを入れ約50人で7割を地元から 雇用する。 初年度、温泉、宿泊、宴会などレストランと全 部門で12万5000人が利用、4億円の売り上げ を見込んでいる。 「尾道には観光資源が沢山あり、十分に楽しん でもらい、泊は山あいの出湯の里でつくろいで頂 きたい。なによりもまず、市民の皆さんに親しん でもらいたいです」(内海龍吉開設準備室長)と 呼びかけていた。 [写真上は尾道ふれあいの里玄関。下は建設中 の温浴施設」。 |