山陽日日新聞ロゴ 2004年10月3日(日)
「おのみち菓子まつり」など
 グルメで駅前が賑わう
  福山や因島からも参加して
会場の様子
 グルメ・海の印象派おのみちの恒例行事の一つ
になった「おのみち菓子まつり」が2日午前10時、
駅前しまなみ交流館1階と広場でオープンした。
3日(日)は午後4時まで。
 今年は福山ホームメイド協会が初参加。菊寿堂
(写真上の創作菓子)や多津美家の創作芸術菓子
に、創作の洋菓子、天然酵母のパンなどのほか、
アレルギーの人のための卵・生クリーム・小麦粉
を使わないスポンジケーキなどの食の安全もPR
している。
 尾道名物の「ふなやき」が500円でつくれる
参加型体験コーナーや実演販売など、お菓子にち
なんだ盛り沢山のイベントが楽しめる。
 駅前の芝生広場は、午前10時とあってまだ客は
まぱらだったが、因島物産協会のバース前では、
早くも客が注文していた(写真)。3日(日)まで。
海の印象派
 尾商生徒は実習の場に
  菓子まつり会場で「ふなやき」を
指導のもと菓子を作る生徒
道案内をする地元メンバー
 「グルメ・海の印象派−おのみち」のイベント
「美食市」と「わいわい市場」、「菓子まつり」
が2日、尾道駅前周辺で始まり、多くの市民や観
光客で賑わった。3日も午後4時まで開かれる。
 しまなみ交流館前の広場での菓子まつりは、広
島県中部菓子組合(前田幸正理事長)の22社が
生菓子や豆、餅などのブースを出店。尾道商業高
校の生徒30人が、尾道銘菓「ふなやき」と「か
つお節」の実演販売を体験した。今月末に広島市
で開かれる第十四回全国産業教育フェアの会場で、
組合員らとともに尾道の特産品を販売するための
実習訓練で、プロの菓子職人らから製造と販売の
指導を受けながら本番に備えていた(=写真右)。
 尾道水道に面した緑地帯では、市内の企業や商
店による瀬戸内の新鮮な魚を使った料理、ラーメ
ンなどを振る舞う「美食市」としまなみ沿線地域
の海産物、柑橘など特産品を売るテント市場が並
んだ。
 駅前ではこの日も、黄色い揃いのジャンパーを
着た「観光パートナー尾道の会」のメンバー10人
ほどが、つぎつぎ降りてくる観光客に地図を手渡
したり、古寺めぐりやロケ地巡りの道順を丁寧に
教える姿が見られた(=写真下)。



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