山陽日日新聞ロゴ 2004年3月20日(土)
西國寺境内で一番咲き
開いた花
 すっきり晴れ上がった19日、日中気温の大幅な
上昇はなかったものの、春らしい陽気に誘われて、
桜の早咲きで知られる西久保町、真言宗西國寺の境
内で、ソメイヨシノのつぽみが開き始めた。昨年よ
り1週間ほど早い。
 石段の参道を登り切った右手(金堂の南東)にあ
る入母屋・袴腰造りの「鐘楼」そぱの1枝に1輪、
2輪とピンク色の花が開き、ちょうど瓦の軒下で春
のやわらかい光を受けながら、そよ風に揺られてい
た(=写真)。
 参道沿いの持善院や金剛院横でも、膨らんだつぽ
みが間もなく開きそう。
 連休初日の20日(土)の天気予報は「晴れ」、
春を待ちかねていた観光客の姿もぐっと増えそう。
ソメイヨシノの開花までにはまだ時間が掛かりそう
な、千光寺公園のぼんぼり提灯も同日夕方から点灯
され、いよいよ賑やかな春山となる。



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