2003年11月23日(日) 尾道七佛めぐり 「優しい尊顔に感動を」 24日まで千光寺の秘仏を特別公開 |
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息災と昌運を願い、朱印帳でスタンプラリーを楽しむ「尾道 七佛めぐり」の2周年記念事業として東土堂町、真言宗千光寺 (多田義信住職)の本堂に安置されている秘仏本尊の特別公開 が22日から始まった。 本尊は、聖徳太子の作と伝えられる木造千手観世音菩薩立像 (像高72糎)。市重要文化財に指定された1996年の記念 公開以来7年振りの特別開帳とあって30分前から参拝者が訪 れ、朱印帳持参者のほか回廊から参詣するツアー観光客ら列が できるほど。好天にも恵まれ標高約百mの崖っぷちに建つ中国 観音霊場十番礼所から瀬戸の眺望を堪能していた。 京都の安田さん(72)は「4年前に亡くなった妻の供養にと 詣らせていただきました。優しい顔つきを目の前で拝し、救わ れた気持ちになりました」と感激していた。 公開は24日までの3日間。32年ごとに開帳され、次回の 開帳は平成25年。 なお七佛めぐりのお寺は千光寺に西側から持光寺、天寧寺、 大山寺、西国寺、浄土寺、海龍寺。 |