山陽日日新聞ロゴ 2003年7月26日(土)
リニューアルオープン
 25年営業 天然の歌浦の筏釣り堀
海の釣り堀
 向東町、歌浦漁協(井上重夫組合長)が経営する天然の釣
り堀りが21日、リニューアルオープン、連日、10人前後の太
公望が訪れている。
 25年前の昭和53年、県東部で初めて営業を始めた釣り堀で
歌浦漁港から沖合、ほんの50m。タテ、ヨコ15m四方の筏で
囲い、入漁料は高校生以上2000円、中学生以下と女性が
1000円。営業時間は朝6時から夕方4時、冬場の11月
〜3月は朝7時から夕方4時。釣り堀への行き帰りは歌浦漁
協の漁船で1分もかからず着く。
 魚の通り道にあたり、筏に牡蝸の稚貝を吊し魚をおびき寄
せており、年中、チヌがよく釣れる。ホゴ、ハゲ、メバル、
アコウも釣れ、先週日曜日は38匹の釣果があった人もいたと
いう。
 歌浦筏クラプ会長、池永伸也さん(66)は「ここの自然の
釣り堀りは魚が多く魚影が濃い。年間を通して釣れる。景色
も良いですよ」と太鼓判。池永さんは年150日、田島、横
島、沼隈、歌浦と釣り堀通い、歌浦が一番良く釣れるという。
 井上組合長は「倉敷、笠岡方面からも釣りに来られます。
素人さんには少し難しいかも知れませんが慣れれば、面白い
です」と話していた。



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