山陽日日新聞ロゴ 2003年6月15日(日)
上田正紀尾道風景展
 四季展、県労展の常連入賞者 
作品を前に作者
 絵のまち四季展、県労美展で入賞を重ねてきた「上田正紀
絵画展」が新浜一丁目、画廊喫茶・あすなろで開かれている。
27日まで。
 「路展」グループ所属、上田正紀さん(68)。92年、第5
回絵のまち四季展で「浜・生活」での銀賞を皮切りに8回、
10回と2度秀作に入賞、入選も2回。県労美展では99年、30
回で「萌・なつめ老木」で県会議長賞、31回は「田舎からの
贈り物」でテレビ新広島賞に輝いている。
 四季展での入賞をキッカケに尾道がすっかり気に入り年に
3〜4回スケッチに訪れており、今回、尾道風景26点を展示。
 四季展秀作を受賞した「浜・語らい」、千光寺「展望台か
らの眺望」や入選の「尾道港祭り・子供みこし」をはじめ好
きな場所だった「雁木風景」、「クレーンのある風景」など、
ほのぽのと温かみのある作風が人の心を和ませていた。
 「尾道の自然なたたずまいが好きです。路地裏や石段の風
景の中に人の息づかいが聞こえそうなところがよいです」と
語っていた。


        

画廊喫茶あすなろの場所

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