2002年12月26日(木) 市民協力のもと 緊張のなかロケ始まる 多田義彦さんビデオ映画古里で |
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(続報)土堂生まれの多田義彦さん(23)=広島市=が自主制作 するビデオ映画のロケーションがこのほど始まった。 多田さんの原作、脚本、監督による古里作品2作目で、題名 は『未来への贈り物〜ミクハエガク。ココロノ ママニ〜』。 病気で視力を奪われながらも、やがて力強く前に進もうとする 主人公の少女とその家族、友人たちの心の動きを描く。 スタッフや出演者は地元や東京などから10代、20代のプ ロとアマチュアによる若者ばかりがボランティアで集まった。 主人公の自宅としてメインロケ地となる久保1丁目の民家を 借りての撮影では、入念な打合わせとリハーサルが繰り返し行 なわれ(=写真左が多田さん)、前作にはなかった強い緊張感 が漂っている。本番では多田さんの「ヨーイ、アクション!」 という静かな掛け声に合わせて、撮影が進んでいた。 ロケは尾道を中心に、福山、三原などで、正月返上で来月半 ばまで続けられる。編集を経て、来年夏に尾道などで上映会を 開く予定。 多田さんは「多くの市民や企業、団体にご協力頂いており、 良い作品を作り上げたい」と意気込んでいる。 |
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