山陽日日新聞ロゴ 2002年7月14日(日)
尾道向島で唯一
 シーズン中の安全祈願
  干汐海水浴場が海びらき
海開きのお祓いと海水浴客
 梅雨明けを間近に控え、尾道向島地方で唯一、孤軍奮闘、営業
を続けている向島町干汐海水浴場が13日、海開きした。
 午前11時から、高山県議、杉原町長、半田副議長ら30人が
参列。祭壇に鯛、ブドウ、お神酒など海、山の幸を備え、吉原典
孝・亀森八幡神社宮司が8月末までシーズン中の海の安全を祈り
祝詞をあげ、干汐海水浴場を管理運営する向島町漁協、永井健組
合長らが次々に玉串を挙げていた。
 サメ除けの防護ネットを張り、安全面では用意万端、150の
升席、200台収容の駐車場も手入れ、整備した。
 「シーズン中、5〜6万人の人出を見込んでいます」(永井組
合長)と期待をかけていた。
 海開きの日、知的障害者通所施設むかいしま作業所、家族連れ、
アベックが初泳ぎを楽しんでいた。また、子供達に人気のある滑
り台プールでも完成が上がっていた。


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