2001年10月17日(水) ふるさとへの思いほのぼのと かのこで藤井美扇・浩治親子書展 |
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漢字と仮名がミックスした第4回藤井美扇・浩治親子展が16日 から久保1丁目、画廊喫茶かのこで始まった。31日まで。 「ふるさと」をテーマに書道笹波会理事・師範で読売書法展に入 選、広島平和書展などに入賞した藤井美扇さんが全懐紙版にしたた めた石川啄木の「ふるさとの山にむかいていうことなし・・」など 仮名系の作品14点を。毎日展会友で県美展、県労美展で入賞、全 国大学書写書道教育学会会員をつとめる藤井浩志さんが千光寺を詠 じた菅茶山の詩に廃校になった筒湯小のほか長江小、高西中、向東 中の校歌の一部を漢字系で書いた作品13点を出品。 「尾道に住み、育った私たち母子がその地に感謝をこめ、仕上げ させていただきました」と話されるその思いがつたわるほのぼのと した温かさが行間などから感じられる(写真は展示作品までの藤井 さん親子)。 |
転載責任者メモ:もう1つ、プランタン東尾道店での「前田幾子写真展」の
記事もありました。そちらは場所が観光客には馴染みのない
東尾道なのと、写真が尾道を舞台にしたものでないので
転載しませんでしたが、アメリカで写真家としての才能を
開花させた尾道出身の写真家の作品は、私としては"好み"の
内容なので、会場の分かる方はそちらも良いかも知れません。
モノクロで描かれる風景写真の世界。こちらも31日まで。