2001年7月7日(土) 出身地尾道に句碑 『俺に似よ 俺に似るなと子をおもい』 川柳六大家 麻生路郎故郷で顕彰 橘高さんら遺族、弟子の熱意実り |
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(続報)今から36年前の昭和40年7月7日、77才で他界した 尾道出身の川柳家麻生路郎(じろう)と妻葭乃(よしの)夫妻の川 柳句碑の除幕式と、これを記念する川柳大会が、路郎の祥月命日の 7日七夕の日に故郷尾道で挙行される。 句碑除幕式は午前11時から、文学公園(志賀直哉旧居下)の現 地で行われ、句碑建立実行委員長の橘高薫風川柳塔名誉主幹((社) 全日本川柳協会常任理事)、遺族代表で五女の西村梨里さん、地元 代表の島本実夫元市議(実行委員)、亀田市長の4人が除幕。 河内天笑川柳塔主幹から句碑贈呈目録を市長に贈る。市長から感 謝状を贈り謝辞。 仲川たけし(社)全日本川柳協会長が祝辞、西村さんが謝辞を述 べる。 歌人山下陸奥の歌碑に並んで東北に川柳句碑が建立された(写真、 5・14撮影)。「俺に似よ俺に似るなと子をおもい」路郎と「飲 んで欲し やめてもほしい酒をつぎ」葭乃の夫婦1句ずつ。いずれ も本人の直筆。 午後からの川柳大会に参加する関西の会員らも参加予定で、80人 を超える可能性もあると担当課では喜んでいる。 〜後略〜 |