山陽日日新聞ロゴ 2001年4月3日(火)
桜満開の浄土寺や鞆
 上野重治近作風景画展開く  
上野さんと作品
 新浜1丁目、画廊喫茶あすなろで「上野重治近作風景画展」が開
かれ、訪れた人の目を楽しませている。14日まで。
 広島光風会会員、上野重治さんがこの1年間尾道、鞆、府中を描
いた油絵、水彩画など20点を展示。
 大林監督のヒット作「転校生」の舞台となり、港湾ビル移転で撤
去された今は懐かしい「駅前桟橋昔日」、まさに今の季節にぴった
りの桜が咲き誇っている「春爛漫浄土寺」や「住吉浜係船」と春を
中心とした尾道風景のほか「鞆の津船溜り」、府中のサツキで有名
な「安楽寺初冬」、それに今回初めて試みた掛け軸の水彩画「玉の
浦初夏」など人目を引いていた。
 「これまでよりも明るい色調にしてカラフルに描いてみました」
(上野さん)と話していた。
 なお、栗原川桜土手、ANNEX立花ビル2階で4月から「上野重治
絵画教室展」を開講、その受講生を募集している。
 毎月第1火。水曜日が午後2時から午後5時、第3火・水曜日が
夜6時から8時で講習料は月3000円(モデル料は別途)。


       

転載責任者メモ:市内で絵はがきも手に入る、とても親しみやすい作風。
        私のイメージする尾道の雰囲気と最も近い暖かい風景で
        好きです。描く対象も特に奇をてらったりせず、素直に
        美しい生活感のある風景を見せて下さいます。
        絵画教室に興味のある方はメールで私までお願いします。
        (連絡先が個人宅の電話番号なのでここには載せません)

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