2001年1月6日(土) 高見山不動尊で元旦祭 江奥奥組町内会 新世紀、誓いもあらたに |
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標高283m、高見山頂上。不動明王と石槌大権現をまつっている 「高見山不動尊」で1日午前6時から「元旦祭」がおこなわれ、境内 いっぱいの約500人の人出でにぎわった。 高見山不動尊を崇める山麓の江奥奥組町内会主催の元旦祭は修験者 がお祓い、般若心経を唱え、地域の平和や家内安全など祈り、会長や 町内会役員らが次々に玉串を捧げていた。 21世紀の幕開けを香りのよい笹酒で乾杯。ぜんざいも振る舞われ、 美味しそうに舌鼓を打っていた。 7時過ぎ、雲間から朝日がこぼれ、高見山に初日の出をみにきてい た約1000人が手を合わせ、今年1年の幸せを祈っていた。 高見山不動尊の建立は文献もなく不明。昭和12年本殿を全焼、そ の後改築したのは記憶に新しい。島内で一番高い山で自然崇拝の対象 となり、その本尊が石槌大権現、その後、修験者の道場となり、不動 明王が祭られるようになったと推測されている。 元旦祭は戦後、毎年執り行われている。 |
転載責任者メモ:不動尊は駐車場から展望台に行く途中。雨ごいが行われたりする
龍王神の石碑は展望台のすぐそばで分かりやすいのですが、不動尊は
距離は近いけれど林の死角になっており、しかもこの辺は
「千光寺山は見えるかな」と反対側の景色に夢中になって
通り過ぎていくあたりですから。。