2012年5月15日(火) 4枚目に 6月3日、福山でリリースツアー 初、日本語ジャズアルバム 尾道市出身 円熟味を増した、たなかりか |
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円熟実を増し今、最も注目されている尾道市出 身の女性ジャズシンガー、たなかりかがポニーキ ャニオンから4枚目アルバム「Japanese Songbook」を出した。その名の通り全曲 日本語ジャズアルバムで、たなかが「胸キュン」 した思い入れの10曲を選び、魅力たっぷりに歌い 上げている。 女性ジャズシンガーとして評価がうなぎのぼり のたなかは2004年ファーストアルバム「On Green Dolphin Street」、 09年ポニーキャニオンからアルバム「Colo rs」、11年アルバム「When She Fl owa」をリリース、3枚ともジャズのスタンダ ードナンバーを中心にした英語のジャズアルバム だったが、4月18日に発売された「Japane se Songbook」はその名のとおり日本 語の初のジャズアルバム。定価は税込みで3000円、 市内の啓文社各店で販売している。 04年、初アルバムのツアーコンサートでアンコ ールにはっぴいえんどの「風をあつめて」を歌い、 大好評を得て、それをきっかけに、アンコールに は日本語ナンバーをやることがたなかのライブの 半分定番になった。そして「いつか全編日本語の アルバムを作りたい」(たなか)という思いがつ のり、長年かけて構想を練ってきた。 そして、これまた念願だったリトル・クリーチ ャーズの鈴木正人にプロデュースを依頼し、メン バーもベースの鈴木にピアノのハタヤテツヤ、ギ ターの小沼ようすけ、ドラムの阪田学とカルテッ トがたなかと融合し聴かせる。 選曲はたなかが「胸キュン」となり感動した歌 や歌いたくなる唄、おばあちゃんとの思い出の 「浜辺のうた」やユーミンの「海を見ていた午後」、 追つかけをしていたユニコーンの「おかしな2人」、 ライブのアンコール定番のキリンジの名曲「エイ リアンズ」など日本語の特性を最大限に生かした 10曲をカバーした。 「ポップスかジャズの論議は脇に置いてニュー トラルで楽しんでいただきたい。懐かしい扉と新 しい扉が開きますように」(たなか)と話してい た。 リリースツアーが30日、名古屋を皮切りに大阪、 東京、そして6月3日午後5時から福山市笠岡町、 シネフク・ミラノ座で開かれる。 レギュラーシートが前売り3500円(当日4000円)、 スペシャルシートが前売り4500円(5000円)。シ ネフク、ピカデリー劇場などで販売している。詳 しくはフューレック(084・924・1820)ま で。 |