山陽日日新聞社ロゴ 2012年3月17日(土)
 猫の「恋会門」と呼んで
  ロープウェイ山頂の駅長に
猫の焼き物と子供たち
猫の焼き物と猫
 千光寺山ロープウェイの山頂駅の駅長に16日、
尾道の町に似合うとされる猫をデザインした焼き
物(テラコッタ)が就任した。
 岡山市の彫刻家で尾道労働者美術展、市美術展
の審査員をつとめている西岡良和さんが制作、尾
道市に寄贈した作品「尾ノ道」を活用することに
したもの。
 市では千光寺公園を「恋人の聖地」と称して市
立美術館西下の広場を整備しており、駅長の名前
も「恋会門」(こいえもん)と付けた。
 高さ40cmほどで、ロープウェイ乗り場の正面に
置かれる。座って眼を細めている表情に人気が集
まりそう。
 午前10時から市観光課による市長名での辞令交
付式があり、駅長帽を被った。遠足で通り掛かっ
た幼稚園児が興味深そうに眺めていた(=写真上)。
 市は同日、公園内の聖地広場に鯉のぼり27本と
吹き流し4本を設置した。
=写真下は、文学記念室の縁側で本物の猫と日向
ぼっこする「恋会門」(市観光課の提供)。
                  [幾野伝]



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