尾道　喫茶檸檬の樹で「向島写真クラブ展」

	2012年1月12日(木) 　魅せる多彩な風景　　向島写真クラブ展開く

	数えて22回目となる「向島写真クラブ写真展」が向島町小歌島、喫茶・檸檬の樹で開かれている。 31日まで。　最長老の土本寿美さんは懐かしい昭和30年代、日立造船向島工場から捕鯨に出かける「出港の見送り風景」を出品、尾道水道で子どもが泳ぐ姿も見られる。　末貞悌三さんは御調町特産、干し柿を吊している１コマを撮った「山里の秋」、木曽武司さんは得意の冬風景の「霧氷」を展示。　三谷陽三さんは垂れ下がった赤い風船状の「チロリアン」、徳山敦美さんはさまざまな表情をした人形を並べた「ひと休み」を。　谷林義隆さんは一面に咲き誇った「サルビアの丘」、昨年新加入の沖田政巳さんは色鮮やかな三原の仏通寺の「落葉」を出品。　講師を務める二科会会友、西原富久さんはかつて二科会広島支部展で入選した「虞美人草」を賛助出品している。　向島写真クラブは毎月１回集まり、作品の批評や情報交換をおこなっている。レベルが高く、プロ顔負けの作品が多い。

場所はこちらの「れ」