山陽日日新聞社ロゴ 2011年7月20日(水)
御袖天満宮夏季大祭【天神祭】盛大に
 五十五段昇降の勇姿
  今年も尾高ラグビー部員参加
急な階段を登る神輿
 菅公伝説と五十五段の石段で名高い、長江1丁
目、御袖天満宮の夏季大祭【天神祭】が15〜17日
にかけて盛大に執り行われ、最終日のクライマッ
クスには、五十五段の石段を大神輿が昇り降りす
る歴史と伝統ある勇姿が披露され、観衆を沸かせ
た。
 初日の15日夕刻、大神輿が宮から下り、旧長江
通りを振り出しに本通り商店街、中浜通り、新開
と練り進み、宮下の旧長江通り沿いに設けられた
御旅所へ入った。
 中日の16日は宵宮で、祭典に続いて豪華景品の
当たる福引き、宵宮に華を添える大道芸が賑やか
に催された。
 恒例となった大道芸には、福山から出演の「ち
んどんチャラ工房」によるちんどんパフォーマン
ス、尾道国際ホテル従業員によるマジックショー、
回転達人・中谷利夫さんによる南京玉すだれ、傘
まわし、指まわし、皿まわしの曲芸、法野省三さ
んの奇術「不思議な炎と鳩」、お馴染みはっちゃ
んこと鈴木八男さんのバナナの叩き売りと続いた。
 最終日17日には、御旅所を発した大神輿が長江
通りから渡し場、市役所、水尾町、宮元である長
江回廊組と巡幸し、午後7時半頃、五十五段の石
段を勇壮に昇り降りする有終の美が飾られた。
 担ぎ手及びサポートに今年も尾道高校ラグビー
部の部員が参加し、汗をほとばしらせながら元気
よく神輿巡幸を奉仕していた(写真とレポートは
赤田洋茂さん提供)。
 天神祭本来の祭日である25日(月)には、当日
祭並びに商工業繁栄・五穀豊穣の祈願祭が別途執
り行われる。

場所はこちらの「み」



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