山陽日日新聞社ロゴ 2011年4月24日(日)
5月2日から開放
有岡副知事、林前県会議長らが参加し完成イベント
「おのみちヨットいで」に
 
住吉浜ビジターバース愛称決まる
完成したヨットハーバー
 名誉市民、平山角左衛門が築造した尾道港発祥
の地である住吉浜に建設した尾道中央ビジター桟
橋の愛称が「おのみちヨットいで」に決まった。
みなと祭りが開かれる30日に有岡宏副知事や林正
夫前県会議長らが参加し完成イベントをおこない、
その席上、表彰する。
 愛称は県東部港湾振興協会尾道港部会(亀田茂
登部会長)が3月中に公募、北は北海道、南は鹿
児島まで全国津々浦々から340通の応募があり、
22日午後、審査会を開き選んだ。
 最優秀賞は松谷典之さん(47)の「おのみちヨ
ットいで」に決まった。尾道港に寄港するのは圧
倒的にヨットが多いこととヨットと寄るをひっか
けた洒落た語呂と覚えやすさが決め手となった
 優秀賞は山中康央さん(63)の「尾道しまなみ
マリーナ」、佳作に幸山常男さん(63)の「マリ
ンピア尾道」が選ぱれた。最優秀賞に5万円、優
秀賞に3万円、佳作に1万円の商品券を進呈する。
 30日午前10時から完成イベントを開き、地元の
松浦幸男、高山博州、吉井清介、金口巌の4県議
が参加し、平谷祐宏市長、来賓の有岡宏副知事、
林正夫前県会議長が祝辞を述べる。
 木ノ庄東幼稚園児がてっぱんダンスを披露し華
を添える。席上、最優秀賞の松谷さんらを表彰す
る。みなと祭り期間中はヨット、クルーザーを並
べ、夜はライトアップする。
 「おのみちヨットいで」はヨット、小型クルー
ザーなど海からの観光客を受け入れる係留施設で
全長10メートルから12メートルのヨットなど10隻
が停泊できる。料金は1日1300円から4900円。年
間200隻から300隻の利用を見込んでいる。
 事業費は1億200万円で県が3分の2、市が
3分の1を負担、施工は青木組。
 一般に供用開始するのは5月2日からで尾道商
工会議所と休日夜間は尾道ロイヤルホテルで受け
付ける。

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