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2011年3月31日(木) 路地ニャン公による観光タウンマップ 『ミシチャラン』最新号 地元も知らない「尾道町」を再発見 |
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「ミシュラン」(ヨーロッパの権威ある食のガ イドブック)ならぬ「ミシチャラン」なる何とも 尾道弁丸出しの尾道ガイドブックが、久保3丁目 の旅行代理店(株)ビサンゼセッション(大崎義 男社長)より約10年前の平成13年に生み出され、 以降、平成15、19と改訂を重ね、この度4回目の 改訂版が発行・配布された。 川口協治さんが描く尾道ガイド役の路地ニャン 公が、尾道人でも見落としているような尾道町の 裏スポットを紹介する「路地ニャン公の散歩道」 では、岩屋山からの尾道眺望に始まり、千光寺山 に散在するミステリアスな巨岩の伝説、また、新 しいところでは、時宗常称寺本堂の屋根に這う鬼 瓦ならぬ龍頭の瓦は、神仏習合時代にスサノオを 祀る祇園さんが大きく存在していた由縁から、ひ ょっとするとスサノオが退治した「八俣の大蛇」 ではないか!?といった、なかなか面白い推論も飛 び出す。 老眼鏡のニャン博士による尾道教養講座では、 尾道の魚から尾道ラーメンとご時世ネタのお好み 焼きについての蘊蓄が同博士より分かり易く解説 されている。 そういう楽しい情報・話題に囲まれて、ミシチ ャランー番の目玉は何といっても同社のオリジナ ルになる俯瞰的に見た尾道中心市街図で、どのガ イドマップよりも分かり易く、尾道歩きにはお薦 めの労作。 片面には、路地ニャン公が認めたアノ店コノ店 の情報が掲載されている。 同社では、「尾道の『日常性の非日常』的魅力 物件や選りすぐりの食事処を紹介しております。 尾道を訪れたことのない方でも、このマップを手 にし、記載された情報を丹念にお読みいただけれ ば、きっと尾道ファンになることを請け負います ..」と、ミシチャラン第4弾の発刊に寄せている。 5万枚を制作し、マップ記載の各企業団体、観 光案内所、その他の市内集客箇所などで無償配布 している。 お問い合わせは、(株)ビサンゼセッション= 0848・37・5317。 |