山陽日日新聞社ロゴ 2011年1月20日(木)
旅館浦島
安くて、旬の新鮮な料理を提供
 旧本館を改装しオープン
  お客が100%満足するサービスを  
本館外観
料理の数々
 尾道の奥座敷、美ノ郷町三成、旅館「浦島」
(川口新太郎社長)は創業当時からの旧館を全面
改築し、今月末にオープンする。「地元の食材を
使い、安くて美味しいものを提供し、お客さまに
アットホームな雰囲気で100%満足していただ
けるよう心がけています」(川口社長)と話して
いた。
 改築したのは祖母が昭和36年に創業した旧本館
で、尾道高校野球部の寮が吉和にできるまでの5
年間、部員20人前後の定宿になっていた。
 新館は鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積
400坪。1、2階が旅館で3階は住居。部屋は
8畳から10畳が8部屋で、純和風の造りで部屋に
はサイクリストのため折畳み自転車が持ち込める
ように配慮している。ロビーは吹き抜けの洒落か
デザインで、ロビーに乱持ち込みや折り畳み式の
自転車が設置できるようスペースを確保している。
 平成10年に建てられた鉄筋3階建ての本館は9
部屋で改築された別館を合わせ17部屋ある。本館
の浴室にはラドンが含まれた冷鉱泉が引かれ、宿
泊客に評判で、近く温泉旅館として申請するとい
う。
 川口社長(35)は3代目。高校を卒業して大阪
の日航ホテルで料理の腕前を磨き、24才で帰郷し
た。浦島は家族経営で3人で切り盛り、代々アッ
トホームな雰囲気でお客に接している。則信元向
島町長や若林前御調町長らが奥座敷としてご贔屓
にしていた。
 「料理は野菜や魚、柑橘は地元産の旬の新鮮な
ものを使い、しかも安くて美味しいものを提供す
るよう心がけています。また熱いものは熱く、冷
たいものは冷たくし味覚を損なわないようにして
います。御飯もお客さんが食べられる直前に炊き
あがるようにしています」(川口社長)。観光客
は一泊二食で5800円から、ビジネス客は5500円か
らで市内のホテル、旅館に比べると安い。
 宿泊客は尾道工業団地や流通団地の市外企業の
ビジネスマンや尾道松江線の工事関係者、現在は
浄土寺の平成の大改築に従事している宮大工など
が定宿にしている。高校生のスポーツ合宿や最折
はサイクリストの宿泊が増えてきた。
 インターネット上のお客さま満足度では最高点
5に対して4・2で評判が良い。
 川口社長は「祖母や母から引き継いだお客さ主
には100%満足して帰ってもらうことを信条に
経営しています。料金、サービス、設備とどれを
とっても満足していただけるものにしていきたい」
と改築を機に一層、サービスを心がける心構えを
語っていた。
 [写真上は改築された旧本館。下は旬で新鮮な
自慢の料理]。



ニュース・メニューへ戻る