2010年9月16日(木)
『光月庵』
10月と11月 土・日 祝日
 「茶室」特別公開
  国登録文化財 旧福井家住宅
  近代化遺産の日などで
建物外観
平面図
 東土堂町、千光寺山の中腹にある国登録有形文
化財「旧福井家住宅」(市文学記念室)の「茶室」
が、来月2日から11月28日までの土、日曜日と祝
日、特別公開される。一般公開は昨年に続き2回
目となる。
 「登録の日」(10月6日)と「近代化遺産の日」
(同20日)にからむ文化庁の事業「近代化遺産全
国一斉公開2010」に協賛して企画。尾道市が福井
家から借り受け、管理している同住宅は主屋を
「文学記念室」として公開し、尾道ゆかりの作家
達の遺業を紹介、西側の茶室と北側の蔵は普段公
開していない。
 3棟とも2004年11月8日に国登録有形文化財に
登録された。
 旧福井家住宅は、福井英太郎氏によって主屋東
棟を1912年、西棟を27年、茶室を翌28年に建造。
茶道と深く関わった妻マンの希望から、主屋にも
ほとんどの部屋に炉壇が保存されている。
 茶室の名称は「光月庵」(=写真)で、市教委
文化振興課の提供)。裏千家に出入りしていた当
代随一の棟梁と言われた数寄屋師、木村清兵衛の
設計。切り妻屋根の草庵茶室で、間取りは四畳半
の座敷と台目の床、天井は矢羽根網代に竹で打ち
上げた竿縁の平天井と屋根裏を天井に見立てた掛
込み天井になっている。
 附属する庭(露地)は日常性を越えた山居の趣
を醸し出すように、長い山道をイメージした自然
石の平石を使って曲線状に造られている。
 記念室への入館者の特典として公開するもので、
室内に道具類は置かない。主屋の縁側を通っての
出入りとなり、露地には降りられない。午前9時
から午後6時(11月からは5時まで)。入館料は
300円で中学生以下は無料。    [幾野伝]

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