2010年7月10日(土)
水尾町で31日
町内外の若者中心新体制の守る会が
 2年ぶり「水祭り」7つの舞台を制作
ポスター 7月31日午後5時頃より 雨天の場合8月1日 熊野神社
鬼太郎とネズミ男
 久保一丁目、水尾町の「水祭り」が31日(土)、
2年ぶりに水尾小路と熊野権現社で開かれる。こ
れまでの町内の主催からバトンタッチ、町内外の
若者を中心にした「水尾町の水祭りを守る会」
(今川智弘代表)が当日に向けて準備を進めてい
る。
 水祭りは、熊野権現社の例祭に合わせて江戸後
期から始まったとされ、第二次大戦が始まった1
941(昭和16)年を最後に中止。それを水尾町
町内会が1989(平成元)年に47年ぶりに復
活させ、夏の風物詩として一昨年まで20年続いた。
 水細工のからくり人形が人気で、毎年住民らが
尾道の歴史や社会風刺をテーマに手作りした舞台
を制作し、神社横の井戸「水尾井」や水尾小路沿
いに発表。人形の指先などから勢いよく水が飛ば
され、その給水法が分からないような仕掛けにな
っていることから、訪れる人を楽しませてきた。
 しかし、町内会(12世帯)の人口減や住民の高
齢化による担い手不足から、2008年を最後に
町内会の主催にピリオドを打った。
 昨年は新しい祭りの体制を模索するなかで、今
川代表や以前から協力してもらっていた町外の友
人、尾道大学の学生らが集まり、舞台を一つだけ
制作し水尾井に飾った。その時のメンバーにさら
に若者らが加わって今春、水尾町の水祭りを守る
会をつくり、人形や舞台の準備、寄付金の呼び掛
けなどを行っている。
 今年の水細工は「八岐大蛇」、海が近かった頃
の「昔の水尾町」、「ゲゲゲの鬼太郎」(=写真)、
坂本龍馬の「いろは丸」、宇宙から帰還、新しい
新幹線の名称にもなった「ハヤブサ」、朝のテレ
ビ小説「てっぱん」、他に地元久保小学校の児童
による、合わせて七つの舞台が設置される。
 25日には例年通り、町内会の人達が神社の清
掃を行い、当日も夕方、町内会で神事を営んでか
ら祭りをスタートさせる。手作りの葛きりやかき
氷、初めての特製八咫ヶ餅なども屋台で販売する。
 29日にはNHK広島が夕方のニュース番組の
中で、祭りの準備の様子を生中継する予定もある
という。              [幾野伝]



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