2010年5月18日(火)
湊かなえさん
本屋大賞を受賞しミリオンセラーの「告白」
 松たか子主演で映画化
  本人が舞台挨拶6月12、13両日地元で上映会
表紙
 09年本屋大賞を受賞した因島出身の湊さかえさ
んのミステリー小説「告白」(双葉社刊)が映画
化され、6月5日から全国で上映される。地元尾
道では6月12日しまなみ交流館、同13日因島市民
会館で上映され、因島市民会館では湊さんが舞台
挨拶に立つ。
 小説推理新人賞のほか全国の書店が最も売りた
い本を選ぶ「本屋大賞」で09年上半期1位に輝い
た湊さんの「告白」は200万部近いベストセラ
ーになっている。単行本で70万部、文庫本は115
万部を超えさらに伸びており、コミック本は8万
部に達しミリオンセラーになっている。
 監督は「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」な
どベストセラー小説を映画化し高い評価を得てき
た中島哲也監督で「告白」を読み映画化への情熱
をかき立てられという。
 主演はミュージカルで菊田一夫演劇賞を受賞し
た松たか子で自分の愛娘を殺した教え子に復讐す
る狂気の女教師の難役に挑んでいる。空気の読め
ない熱血教師に岡田将生、過保護な犯人の母親役
に木村佳乃が扮している。クラスメイトの少年少
女は無名の中学生をオーディションし37人が選ぱ
れた。
 「告白」は幼い愛娘を殺された女性教師が衝撃
的告白と奇想天外の復讐劇で少年の犯罪を裁くミ
ステリー小説。圧倒的筆力とストーリーテラーで
ベストセラーになった。
 試写を鑑賞した原作者、湊さんは号泣し、「こ
の本を書いたことを後悔したこともありましたが、
中島監督に映画にしてもらうために書いたんだと
思えました。今日から後悔することはありません」
と映画の出来を絶賛していた。また「映画と本を
セットで楽しんでいただければ、原作の文庫本の
帯が映画の割引券になっています」とアピールし
ていた。
 中島監督は「人間がどれだけ恐いことを考えて
いるかと言うことを表現したかった。ホラー的な
一面もあるけれど、人間ドラマとして受け止めて
もらえると嬉しい」と語っている。
 上映時間は1時間46分。内容がショツキングで
15才以下はみれないR15+に指定されている。映画
を鑑賞できない子どもたちのためコミックを5月
14日に発売し、8万部を超えている。
 6月5日から東宝系で全国公開がはじまる。地
元尾道では12日午後1時半から、しまなみ交流館
で、翌13日午後1時半から因島市民会館で上映会
を開く、因島市民会館では湊さんが舞台挨拶に立
つ。前売り券1300円で来週から啓文社各店で因島
では因島ガス各営業所で販売する。当日券は1800
円。



ニュース・メニューへ戻る