2010年3月26日(金)
長門裕之さん
「大林さん、次の映画は まあだ会」(3)
 強い印象「笑顔と握手とハグ」
  CM時代 南田洋子夫人との思い出語る
長門博之さんと大林監督、参加の女優陣
 (続報)大林宣彦監督(72)の旭日小綬章の受
章を祝う会「大林さん、次の映画はまあだ会」で
は、長門裕之さん(76)もあいさつした(=写真
上)。自分の方が年輩でありながら、「監督」で
はなく「大林先生」と敬う姿には、良き時代の日
本(映画)を生きてきたベテラン俳優の姿が感じ
られた。             [幾野伝]

 大林先生、奥様、おめでとうございます。旭日
小授章の受章は、やはり国も、きちんと芸術活動
を見ているんだという証しだと思います。
 この前、女房(南田洋子)を亡くしました時に
は、皆さまには大変お世話になりました。
 だいたい僕達夫婦と監督夫妻とは、「カルピス」
のコマーシャルの時からのお付き合いです。
 インパクトが大きかった撮影は、現場に船がま
っ二つに割れたセットが立っていて、「これでど
んな撮影するんだ、凄いな!」と洋子と話したこ
とがあります。その後、洋子の方が先に監督夫妻
と親しくして頂くようになりました。
 まず大林先生の印象と言うと、「笑顔」と「話
術」とそして「握手」と「ハグ」。これが、女房
は大好きでした。彼女ぐらいの女優になると、も
う誰もハグなんてしてくれませんからね。だから
しょっちゅう、「今日、大林先生にハグされちゃ
った」と喜んで話していました。
 大林先生は年齢、性別に関係なく、あの笑顔と
握手とそしてハグが必ず付きものです。ぼくもあ
れが病み付きになりまして、何とかまた、ハグし
て頂けるようにぼくも頑張ろうと思っています。

監督は映画のお父さん
「帰る場所」で「大切な宝物」
 出席した女優陣もひと言づつお祝いの言葉を述
べた(=写真下)。その一部を紹介します。
[根岸季衣]私は《時をかける少女》からで、これ
からも監督作品の最多出演数を更新したい。
[左時枝]今プロフィールを書く時、大林監督の作
品が一番多くなった。
[高橋かおり]十六歳の時の《青春デンデケデケデ
ケ》が最初で、その後もいろいろな経験をさせて
頂いた。監督の作品は「帰る場所」だと思ってい
る。
[寺島咲]大林監督を「映画のお父さん」だと思っ
ている。
[入江若葉]《転校生》から出させて頂き、何より
《麗猫伝説》と《廃市》、《時をかける少女》で
母の入江たか子と一緒に出演の機会を頂いたこと
に感謝している。
[川上麻衣子]昨年、村田雄浩さんとの青森でのお
芝居を監督夫妻に見に来て頂いてからのお付き合
い。一つひとつの芝居についてお話下さるのが嬉
しい。このご縁を大切にしたい。
[キャシー中島]夫の勝野洋はじめ勝野雅奈恵と、
家族全員がお世話になっている。監督と恭子さん
は勝野家の「大切な宝物」。
[清水美沙]監督は、女性が持っている美しさ、光
の中にいる女性だけでなく、その半面の醜さや影
みたいなものを撮って下さるのが好き。一生付い
ていきたいと思う。



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