2010年3月18日(木)
因島大橋
「しまなみ縦走」、今年も半額で
日本で初めてやっと世界的な水準に
 自転車を自歩道から車道に変更
因島大橋入口の表示
 しまなみ海道を徒歩で自転車で渡る「しまなみ
縦走」が20、21の両日開かれるのを前に本四連絡
高速道路は因島大橋の自転車歩行道の通行帯を変
更した。自転車は歩道部分を通行していたが近年、
サイクリングの人気が高まり利用者が増えたこと
から車道部分に変更した。これは画期的なことで、
もともと自転車は軽車両に位置づけられ車道を走
るのが原則とされているのに自歩道または歩道に
自転車レーンを作るのが常態化していた。尾道サ
イクリング協会理事長、濱本義樹さんは「日本で
初めて車道に自転車が通れる道ができ標識も掲げ
られた。先進地、ヨーロッパでは当たり前のこと
で、外国人サイクリストを受け入れるには自転車
が車道を走れる道路を今後も増やしていかなくて
はならない」と話していた。
 高速道の下に設置されている因島大橋の自歩道
は延長1400m、幅4m。歩行者と自転車が通行す
る歩道1.5mと125cc以下の二輪車が通る2.5m
の車道を縁石で区分していた。近年、サイクリン
グブームで自転車利用者が増え、歩行者とのちょ
っとした接触事故が跡をたたず、自転車を歩道部
から車道部に変更した。15、16の両日、白線を引
いたり、標識を設置し、20日から始まる「しまな
み縦走」に間に合わせた。
 これまで道路作りは国県市とも横並びで歩道と
自転車を合わせた自歩道または歩道に自転車レー
ンを設置するのが常態化していた。しかし、道路
交通法では自転車は車両と位置づけられ、車道通
行が原則であることが忘れさられていた。サイク
リングの先進地、欧米諸国では自転車は堂々と車
道を走っており、日本に来て歩道を走らされるの
を不思議がり、戸惑いを覚えている。
 濱本理事長は「日本のどこのサイクリングロー
ドに行っても自転車は歩道を走っている。今回、
因島大橋の自歩道の通行帯の変更は画期的なこと
で、これでようやく世界的水準と肩を並べた。自
転車は車道でとの考え方で道路行政を進めてもら
えば外国人サイクリストの誘致にも弾みがつく」
と方向転換を手放しで喜んでいた。
 「しまなみ縦走」は尾道から今治まで約70キロ
メートルを舞台に途中の6島、6橋のたびに全16
力所のチェックポイントを徒歩、または自転車で
回るスタンプラリー。
 しまなみ海道が開通した平成11年は1110人を数
えたがその後は400人台、500人台と低調。
しかしサイクリングブームにのり、平成19年が
920人、20年は1690人と前年より倍増した。9
割がサイクリストで占められている。
 昨年に続き今年も「しまなみ縦走」が始まる20
日から11月10日まで「しまなみサイクリングクー
ポン」を発売する。尾道から今治までの自転車通
行料金500円を半額の250円(50区間券10枚
綴り)で販売するとともに沿線の旅館、温泉、美
術館など観光施設の入館料および道の駅やパーキ
ングエリアで商品の割引など特典がついている。
 クーポンの販売は尾道駅前港湾駐車場などレン
タサイクルターミナル、大浜パーキングや尾道向
島のセブンイレブン、ファミリーマートなどで販
売する。

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