2010年3月16日(火)
歌戸運航新造フェリーが進水
 3セク立ち上げから13年目
尾道水道に進水した新造船
 向東町歌と浦崎町戸崎を結ぶ第3セクター歌戸
運航(佐藤忠男社長)のフェリー新造船「第1歌
戸丸」(19総トン)が完成、14日午前10時から向
東町、神原造船で関係者約30人が列席し進水式を
あげた。
 佐藤社長が船名を命名、平谷祐宏市長が支綱を
切断するとゆっくりと尾道水道に滑り降りた。
 歌戸運航、桑田文隆社長代理が挨拶に立ち、
「平成10年にそれまでの渡し船から3セクを立ち
上げ、13年間にわたり地域の交通機関として重要
な役割を担い、大きな事故もなく安全運航につと
め、住民サービスに徹してきた。現在の主船と予
備船の2隻はいずれも老朽化、市から代替船の提
供を受け、嬉しく思っている。住民利便性が高ま
るよう活用したい」と述べた。
 松谷成人議長が今後の航路の安全を願い乾杯の
発声をした。
 「第1歌戸丸」は全長20.5m、幅7.3m、高さ
6.8m、深さ1.65m。245馬力のエンジンを搭
載した双胴船で普通車6台と乗客20人を収容。建
造費は1億円で国の地域活性化臨時交付金を充当
した。予備船が建造から34年目を迎え老朽化が著
しく新造した。
 歌戸航路は平日36往復、休日が22往復で昨年度
は5万8千人、車3万1千台が利用した。料金は
普通車300円、大人170円、子ども90円。
 新フェリーは4月から就航する。

歌港はこちら<クリック

地図の右側の半島も尾道市。
福山市に少しだけ入り込んでいます。



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