2010年3月13日(土) 瀧本美織さん 朝ドラ「てっぱん」初めて尾道を 　「愛されるヒロインに」 　　町知るため多くの人と話したい
	大阪と尾道を舞台に、９月２７日から放送が始 まるＮＨＫ朝の連続テレビ小説「てっぱん」のヒ ロイン「村上あかり」役を演じる瀧本美織さん （18）が12日午前、初めて訪れた尾道の印象や撮 影にかける意気込みを語った。 　先月２４日、ヒロイン役が決定後に県立高校を 卒業したばかりの瀧本さん（鳥取市出身）は、海 辺潔チーフプロデューサーと市役所を表敬訪問し、 「お待ちしていました」と平谷祐宏市長に迎えら れた（＝写真左）。 　尾道の印象を聞かれた瀧本さんは「初めて来ま したが、景色がきれいです。海と山があって、食 べ物が美味しいです」と答え、平谷市長は「時間 によって尾道水道が鏡のように澄んだりして、表 情が変わりますよ」と紹介した。 　役柄のイメージを膨らませるため、前日から訪 れていた瀧本さんは、千光寺山から歩いて町に下 り、渡船に乗って向島に渡って造船・鉄工所界隈 と尾道水道沿いを歩いた。渡船の中では、帰宅途 中の高校生達にも積極的に話し掛けて、ドラマを ＰＲしたと言う。 　早速、スナズリ入りのお好み焼きとラーメン、 有名店のアイスクリームを食べた。 　演じるヒロインは、高校のブラスバンド部員の ため、撮影を前にトランペットの練習にも取り掛 かっていると明かし、平谷市長は「てっぱんで、 日本の朝を元気にすると聞いているので、市民み んなで応援していきます」と激励、「秋には『灯 りまつり』というのもやっています」と話してい た。 　この後、土堂二丁目の住吉神社に移動し、５月 中旬から始まる撮影の成就とドラマのヒットを祈 願、尾道水道を背景に記者からの質問に笑顔で答 えた（＝写真右）。 　「初めて尾道の町を歩いて、皆さんが優しい印 象を受けました。もっとこの町のことを知るため にも、たくさんの方と話したい思います」と意欲 を見せ、徐々に尾道の『村上あかり』になって、 尾道とともに愛されるヒロインに成長したいです。 尾道が第二の古里と思えるように頑張ります」と 抱負を語っていた。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　[幾野伝]

NHKドラマスタッフブログ「てっぱん」

ニュース・メニューへ戻る