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2009年11月14日(土) 来年も続けて 忘れられない、はっさく大福の味 「しまなみ海道は最高」 自転車名人、鶴見辰吾さんが絶賛 |
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サイクリストの仲間から「神様」と呼ばれてい る二代目「自転車名人」、俳優の鶴見辰吾さん(44) が10月17、18の両日開かれた、「サイクルモード しまなみアイランドライド」に飛び入りで参加し た。鶴見さんは「しまなみ海道は景色も良く、空 の上を飛んでいるような感覚で最高だった」と感 想を述べている。また来年も引き続き、しまなみ サイクリングを実施して欲しいと要望していた。 「自転車名人」は自転車活用准進研究会が環境 と健康に良い自転車をカッコよく、安全に乗りこ なしている著名人を選び、サイクリングの普及を はかろうと平成17年3月、コンテストがおこなわ れ、初代「自転車名人」には今年5月、癌で亡く なったロック歌手、忌野清志郎さんが選ぱれ、小 池百合子環境大臣から認定書が渡された。初代自 転車名人には4位に谷垣禎一自民党総裁、9位に 歌手の小田和正と高石ともやがノミネートされて いた。 二代目が鶴見さんで平成19年8月に就任、三代 目がメディアで活躍している公認会計士で経済評 論家、勝間和代さんで今年5月、選ばれた。勝間 さんはスーツ姿でロードバイクを駆り、都内のク ライアントやテレビ局をハシゴしている。 二代目名人の鶴見さんはブログ「LEGON自 転車紳士録」を立ち上げ、一緒に走りませんかと 銀輪の友に呼びかけ、現在会員は5000人を超えて いる。 年間1万kmを目標に銀輪の仲間とともに国内は もとよりハワイなど外国にも足を伸ばした。しま なみ海道を初めて走ったのは平成19年11月、紅葉 が色づいた秋の瀬戸内海を満喫、「自転車に優し い道で初心者からプロまで誰でも楽しめる」と日 本で唯一、海の上でサイクリングができる、しま なみ海道が気にいってしまった。途中、立ち寄っ て食べた、因島のハッサク大福の味が忘れられな いという。 今年3月21、22の両日に聞かれた、しまなみ縦 走には仲間72人と参加。その前夜、土堂海岸の居 酒屋たまがんぞうで尾道サイクリング協会会長、 川崎育造さん、理事長の浜本義樹さん、元ミス尾 道らと会食し、盛り上がった。 10月17、18両日のサイクルモードしまなみには 日程が折り合わず、参加の予定はなかったが親交 の深い、ツール・ド・フランスに出場した日本屈 指のプロサイクリスト、御船雅彦さんやお笑い界 ナンバーワンの自転車芸人の団長安田さんが出場 することもあって時間をやりくりして来尾した。 17日、新幹線で尾道に到着するやいなや自転車 を組み立て、景観問題で揺れている鞆の浦に走り、 宮崎駿監督が構想を練った「崖の上のポニョ」の 家屋や鞆の街並みを楽しみ、尾道に引き返し御船 さん、団長安田とのトークショーに臨んだ。 翌日朝6時、向島町、市民センターむかいしま から出発、仲間とともに今治糸山公園を往復する 146kmを走った。 鶴見さんは「しまなみ海道はいつ来ても気持ち が良いですね。海の上にいるのに空を飛んでいる 感覚があります。その土地の名物もあり、サイク リストにとっては最高のロードです」と絶賛。そ して「この快適な感覚を何度でも味わいたいので 来年も是非、しまなみサイクリングを開いてもら いたいです」と期待をかけていた。 先導役を務めた浜本理事長は「日本最大のスポ ーツサイクルショー、しまなみサイクリングは成 功裡に終わりました。また良い勉強にもなり、こ うした実績を積み重ね、5年後には国際自転車レ ース、100マイルを誘致し、しまなみ海道を世 界に誇るサイクリングロードにしたい」と夢が広 がっていた。 [写真はサイクルモードしまなみの起点、市民 センター向島でスタートする鶴見さん(左端)」。 |