2009年7月19日(日)
 想い出のスケッチ展
  亀田さん個展変わりゆく尾道風景
展示の様子
 亀田義博さん(64)が「想い出のスケッチ展」
を西土堂町、画廊喫茶・孔雀荘で開いている。
31日まで。
 40余年間描き溜めた今昔の尾道風景のスケッチ
画を展示している。
 「尾道港・旧海上保安庁」は40年前、絶好のビ
ューポイントで多くの画家が絵にしている。まだ
あった雁木の西に海上保安部があり、巡視艇が停
泊、その向こうに木造の港の待合所や県営上屋と
臨港線のクレーンが見える。今では駅前開発で跡
形もない。
 同じく約40年前の「山の手風景」は大正ロマン
の家並みを手前に外壁の美しい土堂小学校、尾道
大橋をのぞみ、心が癒される生活感のある風景を
作り出している。
 このほか日立造船で最後に進水したソ連船と廃
止された浄土寺渡船を描いた「尾道水道」など昔
懐かしい風景を水彩、パステルで描いている。現
代の風景はイタリア料理店と本四ビルがある「尾
道駅裏通り」など並べている。
 このほか奥さんの故郷の沖縄の「ムーンビーチ」、
「屋慶名風景」、ヌードのスケッチも展示されて
いる。
 亀田さんは高校教師のかたわら絵筆を執り、新
世紀や創造美術で入選するなど腕を上げていたが
昭和47年、以前から憧れ尊敬していた写真の二科
会会員、堀内初太郎氏の指導を受け、写真に転向。
二科展入選8回、シュピーゲル展入賞3回、県美
展入選など中央、地方の写真界で実績を重ねてき
た。
 写真撮影と昔取った杵柄でスケッチ旅行を兼ね
北は北海道、南は与那国島、中国やインドと海外
にも足を伸ばしている。
 「尾道も絵になる場所が随分変わりました。昔
と今の風景を見比べ、想い出とともに懐かしくご
覧いただければ幸いです」(亀田さん)と話して
いた。

場所はこちらの「く」



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